シロイヌナズナとシアニジオシゾンからヘムタンパク質を網羅的に同定した論文”Proteomic analysis of heme-binding protein from Arabidopsis thaliana and Cyanidioschyzon merolae”が、Philosophical Transaction of Royal Society B誌にアクセプトされました。この仕事はシロイヌナズナが我々の研究室、シアニジオシゾンが東京農業大学の渡辺さんのグループが中心に解析を行った共同研究です。当研究室の清水さんと東京農業大学の安田くんがDouble firstで、私と渡辺さんがCorrespondingしています。論文が連続でアクセプトされて、めでたい限りです。
論文がPNAS誌にアクセプトされました
葉緑体から核へのシグナル伝達に関与する制御因子GUN1の機能解析を行った論文、”The retrograde signaling protein GUN1 regulates tetrapyrrole biosynthesis”がPNAS (Proceeding of National Academy of Science U.S.A.)誌にアクセプトされました。ここ数年、頑張って取り組んできた研究です。随分と時間がかかり、この間の競争も厳しいものでしたが、何とかアクセプトまで漕ぎ着けることが出来ました。共同研究者の方々に感謝です。
歓送迎会

研究室のドクターコースのAndiくんが、10月から就職することになりました。彼の新しいキャリアでの活躍を期待しています。Liさんも来られたので、研究室での歓送迎会を催しました。
研究室に新しいメンバーが加わりました
大学院外国人研究生のLi Zijingさんが、研究室のメンバーに加わりました。これからの活躍に期待します。
中国上海での教育のデジタル化についての視察

9月21日から23日まで、中国の上海に教育のデジタル化についての視察に増田が行ってきました。中国の社会はデジタル化が非常に進んでおり、その一端を目にして、体験することが出来ました。現在の中国の発展の勢いを感じることが出来たと考えています。
日本植物学会第83回大会

仙台の東北大学川内キャンパスで9月15日〜17日に開催された、日本植物学会第83回大会に増田が参加し、ポスター発表を行いました。ポスター発表の題目は、”Proteomic analysis of heme-binding proteins from Arabidopsis thaliana”です。共同研究している東京農業大学の安田くんと、隣合わせでの発表でした。学会では三浦しをんのサイン本や対談を聞くなど、楽しい時間がありました。また色々な人とディスカッションできて、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
研究室に新メンバーが加わりました
首都大学東京から外研で有年くんがこの8月から加わりました。有年くんは4月には大学院の修士課程に進学予定です。
生物学入門 第3版

本日付けで、東京化学同人より「生物学入門 第3版」が発刊されました。嶋田先生を中心に、道上先生、上村先生と私が編者となり、作業を行いました。第2版からは内容・図版ともに大幅に更新されています。予想以上に手間取りましたが、良い教科書が出来たのではないかと考えています。
Advances in Botanical Researchに総説を執筆しました

Advances in Botanical Researchの特集、”Metabolism, Structure and Function of Plant Tetrapyrroles: Introduction, Microbial and Eukaryotic Chlorophyll Synthesis and Catabolism”に、大阪府立大学の小林さんと一緒に執筆した総説、”Transcriptional control for the chlorophyll metabolism”が掲載されました。まだ印刷段階でVolume 91に掲載されますが、原稿は以下のサイトから見ることが出来ます。 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0065229619300369
14th ICTPPO

7月21日から24日の間、オーストラリアのシドニーで開催された、14th International conference on Tetrapyrrole Photoreceptors of Photosynthetic Organismsに増田が参加して、口頭発表を行いました。この会議はテトラピロールに関する世界中の研究者が一同に介するもので、密度の濃い議論が行われます。 2年後の2021年は日本がホストとなってこの会議を行うこととなりました。これから準備が大変です。